ブログの名前を決めてから「あれ??耳と心って、恥って漢字になる!!!」って気づきました。 なんで「恥」なるのか、ちょっと調べてみました。

耳に心で「恥」の由来は??

まず「耳」は、象形文字(ものの形から生まれた文字)ですねー。

「耳」の意味としては、耳自体や聞く(聴く)ことを指すこともあります。

では、「心」はというと、こちらも心臓の形の象形文字です。

意味としては、中心部分やものの根本、体に対して知識・感情。意思など

精神的な働きのもとになると見られるものなどです。

因みに、「りっしんべん」(悦の左側のへん)は心から変形したものです。

では、

耳+心=恥 

会意文字(2つ以上の象形文字が合わさった文字)

成り立ち自体は諸説あるみたいですが…。

耳と心で、なんで「はずかしい」のかって?

「はずかしくて耳を赤くすること」からみたいです。

でも、どうして「恥ずかしい」と耳が「赤く」なるの??

自律神経に関係しているようです。

緊張や怒り、不安な気持ちになると感情に反応して、

自律真剣の副交感神経に作用して血管を拡張して血流を増やします。

赤血球にはヘモグロビンという赤色の色素タンパク質が主成分です。

耳の毛細血管が拡張して血液が流れるので多く赤く見えます。

他の「耳」+「心」が入っている漢字って?

聡」(聰の略字)って漢字にも耳と心が入っています。

こちらは形声文字(意味を表す文字と音を表す文字を組み合わせてできた漢字)ですね。

忩は屋根に開けた窓の象形と心臓の象形です。「急ぐ・慌てる」の意味があり、「スムーズに通る」みたいな感じでしょうか。

これに「耳」を合わさり、耳が良いや理解度が高い意味で賢いとことです。熟語で「聡明」とは、「耳がよく聞こえ、目がよく見えること」から物事をしっかりと理解している様を表していることになります。

心は入ってませんが・・・。漢字の「取」の成り立ちをご存知ですか?

・・・戦で戦った相手の左耳を右手で削ぎ落とすしたことが由来との説があります。

ちなみに、頭巾の象形文字と取を合わせた漢字が「最」です。

怖いですね。

こちらは削ぎ落とした耳をいれた袋の意味です。それが転じて「特別な・もっとも」という意味に変わったようです。

まとめ 耳と心

少し余談も挟みましたが、耳と心で恥です。

耳(が赤くなるの)は心(感情)と深く関わっているということです。 でも、耳と心のリンクは耳が赤くなることだけではありません。心(感情)が耳に出るだけでなく、音楽や詩を耳で聞いて、心に響くこともあります。インプットとアウトプットの双方に相互関係があるのが「耳と心」なんです。

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osamu
これまでの人生でいっぱい恥を掻いてきましたが、これからも、もっと恥を掻くことでしょう。「聞く(知る)は一時の恥聞かぬ(知らぬ)は一生の恥」にならないよう心がけたいですね。