補聴器の購入を考えた時に、どこで買えばいいのか悩んだりしてませんか?よく町中で見かける補聴器の「のぼり」。メガネ屋さんや電気屋さんの店の前になびいてませんか?補聴器ってメガネ屋さんで買うの?そんな疑問にお答えします。

補聴器は買うところで種類や機種も違えば、「価格」(値段)もかなり違います。

目次

補聴器を売っているところは?

実は色んなところで補聴器って売っているんですよね。

例えば、メガネ屋さん、大手家電量販店、ドラッグストアーなんかにもあります。でも、売っている補聴器は実は違ったりします。まずはどこで売っているか説明します。

補聴器販売店

補聴器販売店といっても色々あります。

聞こえや補聴器の測定機器など設備、補聴器を調整する技術を持った人材などが充実しているお店から設備も技術を持った人材がいないお店まで様々です。

簡単に言えば、「補聴器販売店」は補聴器を取り扱っているお店にことですね。この「補聴器販売店」の中にも大きく分けてと2種類に分かれます。

1つは「補聴器専業店」です。こちらは補聴器を専門に商売をしているお店です。それに対して、2つめは「補聴器」以外のもの売っているお店が「補聴器兼業店」になります。「兼業店」で分かりやすいのは、メガネ屋さんです。あとホームセンターや家電量販店、福祉用具を扱っているお店、ネットショップや通販会社で補聴器以外の商品を取り扱っているところも兼業店と言えると思います。

補聴器専門店とは

「補聴器専門店」といわれるカテゴリーもあります。
こちらは、兼業店であっても、そう呼ぶことがあります。
それはどうゆうことかといいますと、ただ単に「補聴器」を売っているだけでなく、お店で「聴力測定」やフィッティングと呼ばれる「補聴器の調整」をしっかり出来る設備と技術を持った人材がいるお店を「補聴器専門店」と名乗ったりしています。

厳密的にルールはなさそうです。ただ「補聴器」の中には、個人個人の聴こえに合わせれないものもありますので、そういった調整が出来ないタイプの補聴器を取り扱っているお店も厳密的にいえば「補聴器販売店」となりますし、実際に「補聴器専門店」と名乗っているところがあります。

認定補聴器専門店

補聴器専門店でも「認定補聴器専門店」というものがあります。こちらは、財団法人テクノエイド協会が認定した「補聴器専門店」です。じゃあ、何が違うかというと、まずそのお店には、「認定補聴器技能者」という有資格がいることが必須となります。この「認定補聴器技能者」も財団法人テクノエイド協会が認定する民間資格(国家資格ではありません。)なのですが、必ず医師との連携が無ければ認定されません。また研修受講や実務経験が無いと認定試験を受けることが出来ませんので、補聴器に関してはスペシャリストということになります。このスペシャリストがいるだけでは、認定補聴器専門店に認定することは出来ません。認定を受けるには、お店として医師と連携があることは元より、財団法人テクノエイド協会が定める店舗設備やカルテ管理など厳しい項目をクリアーしたお店が認定されます。ですので、どこで補聴器を購入するかの一つの指針になると思います。「認定補聴器専門店」は、補聴器専業店はもとより兼業店であっても条件を満たすと認定されます。

耳鼻科医院の補聴器外来

耳鼻科医で補聴器が買えると思っている方もいるかと思います。また周りの人で病院にて補聴器を買ったという方かいるかもしれません。病院が直接、補聴器を販売しているところもあることはありますが、数は少ないようです。実際は、補聴器外来に業者(補聴器販売店)が来て、患者さんに補聴器を販売しています。治療をすれば、聴こえが改善する病気もあり医師の指導の元に補聴器の販売・調整するので、耳の病気など心配がありません。
難点を言えば、補聴器外来は週に数回しかなく時間も限られているので、ゆっくりと補聴器の相談が出来ないこともあるようです。また、なにか補聴器に不都合があった際には、補聴器外来の日程まで待たないとダメなのも大変です。

家電量販店やホームセンターなど

もちろん、家電量販店やホームセンターなどでも、専門店と言われる設備・人材はいるお店もありますが、多くはそのようなことはないのが実情でしょうか。個々に合わすことをしないので、うまくいかない場合もあります。調整出来る補聴器を販売しているお店で専門担当者がいないところでは、お客さんの要望があった時だけ補聴器の専門担当者がお店にくる場合があります。こちらもなにか不都合があった際に予定を合わす必要があり、緊急対応がしにくい感じですね。

ただし、こちらで販売されている補聴器は「調整をしないタイプ」のものが多いです。個人個人の聴こえに調整できる補聴器がほしい場合は、最低でも専門家が常駐しているお店を探したほうがよいでしょう。

ネットショップや通信販売

補聴器専門店が運営しているネットショップなどもありますが、個人個人の聴こえに合わす補聴器を購入するのは難しいです。最近では、ネットを通して専門家が調整をすることが出来る補聴器なども出来きているので今後に期待です。

ネットショップや通信販売では、なかなか個人個人に合わせた補聴器を購入することは出来ませんが、実店舗の補聴器販売店で補聴器を購入する場合、結構な価格(値段)がします。あるデータを見ると、1台あたり平均10万円以上したりします。高価なものだと両耳で100万円以上するものありますので、ほしくてもなかなか手が出なかったりします。その点、ネットショップや通販の補聴器はまだ手が出やすいのも事実です。

まとめ:結局、どこで買えばいいの?

  設備 専門家 調整 価格
補聴器専門店 お店の方がする。 比較的高い
眼鏡屋などの兼業店 お店の方がする。 比較的高い
ホームセンターや家電量販店 自分でする。 安価な物が多い
ネットショップ・通販会社 自分でする。 安価な物からある。

補聴器専門店で補聴器を購入することが第一にオススメすることになります。

ですが、補聴器専門店でもレベルが様々で、近年、国民生活センターにも相談が寄せられていたりもします。また、どうしても価格(値段)が高くなる傾向があります。両耳で100万円以上するものありますし、20万円~30万円くらいはかかることが多いようです。高額になる分、期待が高まることもあり、自分が思っていたほどの効果を実感出来なかったり、補聴器に慣れないので、結局、使わなくなった人も大勢います。じっくりと時間をかけてお店を選ぶ必要があります。すぐに購入を勧めるところは控えたほうがいいでしょう。

実際のところ、いくら聞えが良くても、価格面でハードルが高いのも事実です。

聞こえにくいのをそのまま放っておくリスクも認知症の危険因子として近年、TVやニュースなどで取り上げられています。

ただ、安易に安価(数千円)な集音器を使用するのも耳を逆に痛めることもあり怖いものです。ですので、ネットショップや通信販売で売っている「医療機器である補聴器」を使うほうがいいと思います。

また最近は集音器もデジタル音響機器の性能として上がってきているので、しっかりとしたメーカー(ソニーやパナソニック、パイオニア、シマダ製作所など)を試してみるのも一つだと思います。