最近は、花粉症の季節以外にも「マスク」をする人が増えてきていますね。
長時間マスクをしていると、耳が痛いと感じることがあります。一度痛くなると少しずつ場所をずらしても痛みが消えませんので、そうなる前に対処する必要がありますね。

耳が痛くなる原因

マスクを長時間付けていると耳が痛くなったり、付けている部分が赤くなる経験をしたことがありませんか?その原因はというと、いくつかありますが最も多いのがゴムの形状のせいです。

マスクの紐が細いゴム製のものだと特に痛いと感じることが多くなります。
ゴムは元々耳に食い込みやすくなるデメリットがあり、ゴム部分が細ければ細い程痛みが出てきます。長時間付けている場合も耳に負担が掛かるので痛みが出やすいです。

マスクのサイズが合っていない。

普通サイズや小さめサイズなどたくさんのサイズが売っていますが、自分に合ったサイズを使っていないと耳に食い込みます。特に顔が大きいのに小さいサイズを使っているとゴムが引っ張られるので注意が必要です。

眼鏡をしている人も痛みが出る場合が多い


眼鏡は耳に掛けていますし、マスクも耳に掛けています。耳に掛かる負担が大きくなるので痛みが感じやすいです。敏感肌の人も耳に少しの刺激があるだけで痛みが出る場合があります。痛くても我慢をしていると症状が悪化するだけなので何かしらの対策をとる必要があります。

対処法

ゴムの素材を変えてみる。


最近ではゴム紐部分が非常に柔らかい素材でできているものが発売されていますので、そういう商品を利用すれば軽減することが可能です。お値段は少し高めになりますが、長時間つけていても痛みが出にくいので、マスクを常用している人は試してみると良いかもしれません。

サイズの変更する。


少しサイズの大きなものを着用するのも一つの方法です。小さめを選ぶと紐で引っ張られて、耳の部分への圧力が大きくなります。大きめが見つからない時には、接着部分を抑えながら紐を事前に伸ばしておくと痛くなりにくいようです。接着部分が弱いものは軽く引っ張っただけで紐部分が取れてしまうことがありますので、接着部分を押さえながら伸ばすのがコツです。

コットンやガーゼを利用する。


コットンやガーゼを用意できるのなら、それを紐の耳が当たる個所に巻きつけておくのも良いかもしれません。クッションが入ることで、ずい分負担は軽減されるはずですので、試してみましょう。コットンなどはできるだけ優しい素材のものを選び、古くなって硬くなってきたらこまめに交換することも大切です。最初は柔らかくて快適だと思っていても、使用していくうちに段々と硬くなってくるものです。
女性なら、ゴム紐部分を耳にかけずに髪の毛にヘアピンで固定するのも良い方法ですが、留める位置をよく考えないとマスクによる圧迫が酷くなって顔にあとがついてしまうこともありますので気をつけてください。

その他


皮膚が弱い人には不向きですが、耳の裏に絆創膏やテープを貼っておくという方法もあります。絆創膏は大きいので目立つかもしれませんが、テープなら皮膚の色に近いものを選ぶことで目立ちません。ただし、長時間貼っておくとその部分がかゆくなったり、赤みを帯びてくることもありますので、皮膚のコンディションを見ながら行うことが大切です。

まとめ


対策としては、まずは自分に合ったマスクを探すことです。
安いから悪い高いからダメというわけではありません。
安いものでも自分に合ったものを使えば痛むことがなくなるからです。

選ぶ時のポイントとしては、形やサイズに加えて素材や機能などもしっかり確認することが大事です。また付けた時に顔にしっかりフィットするかも重要です。大きい分なら痛みが少なくはなりますが、マスクとしての効果が落ちてしまいます。ちょうど顔にフィットして付けても痛みがないものを選ぶのがベストです。

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Osamu
種類によってはゴムではなくて伸縮性がない不織布が使われているものもあります。また最近では紐なしで頬にテープを張って固定するものも売られています。長時間付ける人はこういうものを利用すると痛くないのでお勧めです。